【ボクシング】プロとアマの違いとは?8つの違いを徹底解説!

体験談

アマチュアボクシングとプロボクシングって何が違うの?と疑問を持たれている方は多いのではないでしょうか?

アマチュアで基礎を学び、最終目標はプロボクサーというイメージがあるかもしれませんが、団体も競技内容も異なるので、“まったく別のスポーツ”という人もいるくらい違うんです。

プロが “上” アマが “下”

なんて全然違うので、アマチュアとプロの違いを比較しながら解説し、それぞれの魅力について紹介していきたいと思います。

 

プロとアマの団体が違う

アマ プロ
JABF(日本ボクシング連盟)
AIBA(国際ボクシング協会)
JPBA(日本ボクシング協会)
JBC(日本ボクシングコミッション)
WBA(世界ボクシング協会)
WBC(世界ボクシング評議会)
IBF(国際ボクシング連盟)
WBO(世界ボクシング機構)

アマチュア・・・1団体
プロ   ・・・4団体

と思ってください。

アマチュアでは、日本はJABF、世界大会はAIBAなので分かりやすいですね。

プロの場合は、世界には大きな組織が4団体があり、WBA、WBC、IBF、WBO各々に世界チャンピオンが存在していますので、チャンピオンだらけでよくわからないって方も多いと思います。

ちなみにWBAだけをみても、ミニマム級からヘビー級まで17階級ありますが39人ものチャンピオンが存在します。

えっ!17人じゃないの?って思いますよね!

通常のチャンピオンが正規王者

正規王者が負傷や病気で戦えないとき暫定王者が設置され、

他の団体との統一戦で勝つとスーパー王者に格上げされます。

「王者ばっかじゃん‼」

と思いますよね!

そのツッコミ分かります。

同じ階級でも、世界王者は5人も6人もいるんです。。”(-“”-)”

なぜかというと、

「テレビを見ている私たちも、“世界タイトルマッチ”というと盛り上がりますよね!」

「日本人が世界チャンピオンになったら嬉しいですよね!」

まさにそういうことで、興行目的のプロボクシングでは、見ているお客さんが楽しめる内容で、収益増を目的にしていますので、チャンピオンがたくさんいることは悪いことではないように思います。

今では、WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)が開催されるようになり、トーナメント制で4団体のチャンピオンの中の真のチャンピオンを決めるので、すっきりして面白いですね。

アマチュアの場合は団体が1つしかありませんので、世界チャンピオンは「1人」になります。

分かりやすいですね!

ラウンド数が違う

アマ プロ
3分/3ラウンド C級…3分/4ラウンド
B級…3分/6ラウンド
A級…3分/8~12ラウンド

まず一番大きな違いはラウンド数になります。

アマチュアは3分3ラウンドに対して、プロはライセンス(C~A)によってラウンド数が変わってきます。

プロのライセンスは、C級ライセンスで4勝するとB級ライセンスへ。B級ライセンスで2勝するとA級ライセンスへ昇格します。

これを聞いて、「アマチュアは3ラウンドで楽でいいな」って思われるかもしれませんが、全くそんなことはないんです。

プロはラウンド数が多いため、相手の出方を様子見したり、持久戦に持ち込んだりとプロならではの戦略を立てますが、アマチュアは3ラウンドしかないので、1ラウンド目から壮絶な打ち合いが繰り広げられます。

【アマチュアは短距離走】

【プロは長距離走】

このくらいの違いがあるんです。

なので、全く違う競技といっても過言ではありません。

それぞれの魅力がありますので、ルールを知って、どんな戦い方をするのか見ると、もっとボクシング観戦が楽しくなると思います。

グローブの重さが違う

アマ プロ
ジュニア …10・12オンス
シニア  …10オンス
軽・中量級…8オンス
中重量級以上…10オンス

オンス(oz)とは重さの単位で、約28gになります。

体重によってオンスが違いますが、アマチュアは10オンス、プロは8オンスで、プロの方がグローブは一回り小さくなります。

オンスの大きいグローブには打撃を和らげるための緩衝材が入っていますので、ケガのリスクを軽減してくれます。

はめた感じは、けっこう柔らかくて、拳に力が入りにくい感じです。

また、サイズも大きくなるので、小さいグローブに比べると、グローブが邪魔でパンチが入りにくいという点もありますね。

小さいサイズは相手も、自分の拳も傷めやすくなるので、プロでも練習の時は大きいグローブをはめて練習していますね。

服装が違う

アマ プロ
・ランニングシャツ着用
・赤 or 青のユニフォーム
・上半身裸
・スポンサー名が入ったかっこいいパンツ

プロは上半身裸で、トランクスにはスポンサー名がたくさん貼られていてとてもかっこいいですが、アマチュアはランニングシャツを着て、赤か青の規定のユニフォームを着用します。

アマチュアのユニフォームをもう少しオシャレにした方がもっと人気が出ると思うんですが、変えられないものなんですかね。。

ヘッドギアの装着

アマ プロ
・男子ジュニア…あり
・男子シニア…なし
・女子…あり
なし

2013年、男子シニアはヘッドギア廃止となりましたので、一層アグレッシブな試合を見れるようになりました。

採点方法が違う

アマ プロ
・ジャッジ5名
・有効打1点の足し算
・ジャッジ3名
・ラウンド毎に減点方式

アマチュアは、ジャッジ5人のうち3人が有効打と判定したら1点となり、点数の多い方が勝者となります。

なので、有効打と認められれば、パンチが弱くても1点、強くても1点、ダウンを取っても1点になります。

ラウンド数も3ラウンドと少ないので、1ラウンド目からガンガン手を出して戦うところがアマチュアボクシングの魅力ですね!

 

一方、プロでは、団体によって少し違いますが、ラウンド毎に勝っていた方に10点、劣っていた方に9点、ダウンしたら8点など、減点方式となります。

【採点の目安】
どちらが有効打でダメージを与えたか。
どちらがより攻撃的だったか。
どちらがより相手の攻撃を防いだか。
どちらの試合態度が堂々とし、戦術に長け、主導権を握ったか

このへんは、ジャッジの主観も入ってくるので、ジャッジにアピールできるような試合展開をしなくてはいけません。

ジャッジにアピール=観客が興奮するような面白い試合

になるので、興行目的のプロの試合にはとても良い採点方法だと思います。

計量方法が違う

アマ プロ
当日計量 前日計量

アマチュアは試合の当日に計量するので、体重に関してフェアで戦うことができます。

 

プロの場合は、前日計量になります。

プロもかつて、当日計量が行われていましたが、計量後、試合までの間に体調を戻すのが難しく、最高のコンディションで試合ができないという理由で前日計量になりました。

たまにテレビで、自力で立てないくらいフラフラになりながら計量している選手がいますが、次の日にはムキムキ状態で試合に出ていますよね。

「この一日で何があったの?!」っとビックリしますが、

計量後に体重を戻すため爆食いして2~3Kg増やしていますね。

ここでもお客さんに楽しんでもらうための興行目的のような理由もあるのでしょう。

運営方法が違う

アマ プロ
【日程】
トーナメントで全員が集まる
【場所】
協会が決める
【日程】
団体が日にちを決める
【場所】
両選手で決める

アマチュアは、同一会場に集合し、トーナメントで勝ち進んでい行くので、全員同じ条件下で試合が行われます。

一方、プロは、日にち、場所などは両者の話し合いで決めます。

日本人の世界タイトルマッチが日本で開催されることがとても多いのは、両者やテレビ局、スポンサーなども関係してきますので、ファイトマネーがいい日本開催となっているのでしょう。

プロとアマではどっちが強いの?

プロはアマチュアよりも『上』というイメージが強いかと思いますが、決してそういうことではないんです。

アマチュアは3ランドのトーナメント制に対して、プロの世界タイトル戦では12ラウンドになりますので、短距離走と長距離走の違いくらいあります。

ですので、違う競技と思っていただいてもいいくらいです。

元WBA世界王者アッサン・エンダムは2016年リオオリンピックに出場するためアマチュアボクシングに復帰しましたが、リオオリンピックでは初戦敗退となりました。

日本人初となる、主要4団体 WBA,WBC,IBF,WBO元世界王者である高山勝成もアマチュアに復帰しましたが、日本の地方大会で敗退してしまい、オリンピックに出場できませんでした。

世界4団体の覇者である高山勝成が、まさかの全国大会にも出れなかったなんて驚きでしたよね!

このくらいの差があるということです!

逆もそうですが、オリンピックで金メダルを取った選手が、プロの世界で簡単に勝てるなんてこともないんです。

 

アマチュアとプロではどっちが強いのか?

とても気になるところですが、別の競技として、それぞれの魅力を知っていただき、これからのボクシング観戦を楽しんでいただければ嬉しいです。

 

 

それでは最後までご覧いただきましてありがとうございました。

 

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